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駄文~大戦?~:マッスル 外伝 第一話

駄文~大戦?~

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★ マッスル 外伝


マッスル 外伝 第一話


そろそろ春の気配が強くなり始める頃。
大戦高校の始業式。
「公瑾。同じクラスみたいだぞ」
2年のクラス替えの紙を見ながら孫策は周瑜に声をかけた。
「そのようですね」
「なんだよ。もっと喜んでくれてもいいのに」
「また2年も伯符と一緒だと思うと・・・これからのことが心配で」
周瑜は、はぁ、と大げさにため息をつく。
この二人、幼馴染である。
幼稚園の時に周瑜が孫策の家の隣に越してきて、小中高と一緒の学校に通っている。
周瑜は天才といわれるほど、優秀だった。
てっきり、もっと上の高校に行くのかと思っていたら、孫策と一緒の高校に来ていた。
「いいじゃないか。宿題とか見せてもらえるし」
「それが心配だと言ってるんです!これ以上伯符が馬鹿になったら一体どうしたら」
と言ってさめざめと泣く振りをする。
「ま、まぁまぁ。一応頑張るから」
「一応ではなく、絶対ですよ」
周瑜の顔が鬼のようだ。
そう言って甘やかしてくれるのは公瑾だよな、と思いつつ、ここは素直に従う。
「努力する」
「よろしい。では2-6の教室に行きますか」
「ああ」
2人が並んで歩き出す。
何歩か歩いた後、周瑜は隣に孫策がいないことに気づいて立ち止まった。
「伯符?」
孫策はその場に立ち止まっていた。
その目線の先にいる人物。
2人の少女がいる。
「今年こそ、彼氏作るんだ!」
「去年もそんなこと言ってたね」
「で、でも、今年こそは絶対よ!小喬だって、欲しいでしょ?彼氏」
「そりゃ、ね。もう高2なんだし」
「ね、小喬はどんな人が好み?」
「そうね。たくましい人がいいかな?私を体を張って守ってくれそうな」
「ムキムキな?」
「そう、ムキムキな人!」
そう言って笑いながら先を歩いていく。
2人が視界からいなくなった時、孫策がボソッと呟いた。
「ムキムキな人・・・」
「伯符、いつからロリコ・・・ぐっ」
孫策が周瑜の首を後ろから羽交い絞めにした。
「なんか楽しくなってきたな。公瑾」
「そうですか?」
「もうちょっと体鍛えないとな。公瑾、放課後付き合え。部活に入るぞ」
「え?でも3年間入らないって」
「俺に春が来るかもしれないんだ。俺達友達だろ?」
「こういう時だけ、友達扱いしないで下さい」
「公瑾・・・」
しょんぼりした声に、周瑜は軽くため息をつく。
この友人には、何故か逆らえない。
自分とは全く違う性格を持つ、私の幼馴染じみ。
知りたかった。
その太陽のような明るさがどこから来るのか。
なぜ私をここまで惹きつけるのか。
だからランクの高い高校にいかず、同じ高校に来た。
もう一度ため息をつく。
「わかりました」
「公瑾、大好きだぜ」
口調が嬉しげに跳ね、頬に軽くキスすると周瑜より先に歩き出す。
「公瑾、早く来いよ」
「犬・・・」
「ん?何か言ったか?」
「いいえ、こちらのことです」
周瑜の目には、孫策が犬のように尻尾を振っている図が見えていた。


第二話へつづく
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