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駄文~大戦?~:『ICB』 8th Album おまけ 1話

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ICB おまけ


『ICB』 8th Album おまけ 1話


「覚ぇてぃますか?僕のことを」

我と向かい合い、我をじっと見つめる青年。
確かに昔あったことがあるような気がする。
一体誰だったか・・・。


その青年は突然現れた。
我が池のほとりで鯉を見ていた時に、不意に影が差してその青年がいることを知った。
年老いたせいで、気配を感じることもできなくなったか。
いや、この青年が気配を消していたのだろう。
こちらに歩いてくる音も聞こえなかったのだから。
ここは戦場ではない。
気配を消す必要はないのだから。
それでも気配を消したということは・・・。
我は青年の背にある長い包みを見た。
目を細める。
「物騒な物を持っているな。気配を消していたのはその為か」
「ここは武器が演舞用でも持ち込み禁止と聞ぃてぃたので、黙って入ってきてしまぃました」
襲う輩もいないためだろうが、この屋敷の警備は薄い。
時たまこんな人物も来ることはあるが、丁重に帰って頂いている。
「お帰り願おう」
青年はにっこり笑って、背に持っていた長い包みを解いた。
それは槍だった。
青年が手に持った時、それは生きているかのように動き出した。
力強くしなやかな演舞。
どこかで、見たことがある気がする。
しかし、もう少しというところで霞がかかってうまく捕らえられない。
演舞が終わった途端、槍の切っ先が我の鼻先に突きつけられる。
「動じなぃんですね」
「殺気がないからな」
言った途端に槍が動き出し、振り下ろされる所をギリギリで交わす。
元いた場所は小さな窪みが出来ていた。
「今度は殺気がぁりましたか?」
青年は微笑んでいる。
「小童が」
声に怒りが混じる。
我と勝負しようと言うのか。
「そぅ呼ばれるのも久しぶりです。張遼さま」
「何?」
「覚ぇてぃますか?僕のことを」
もう一度、問われる。
数秒後、知らず笑みがこぼれる。
「お前は・・・小童久しぶりだな」
「もぅ、小童とは言わせなぃぉ」
確かに小童ではなくなった。
あの頃より数段背が高くなり、筋肉もついている。
かなり鍛えたのだろう。
「ぁの頃から、ずっと頑張って鍛ぇてきた。ぁなたともぅ一度、戦ぅために」
槍が一閃する。
「戦って・・・くれますよね?」


2話へつづく
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