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駄文~大戦?~:『ICB』 10th Album  2006.8.10作

駄文~大戦?~

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ICB


『ICB』 10th Album  2006.8.10作


今日は、お祭りです。
本当はお父様、お母様と一緒にお祭りに行くはずが、2人で喧嘩になってしまい、なぜかおじ様とお祭りに行くことになってしまいました。
お母様とおば様が姉妹なのですが、お父様とおじ様は血がつながっていないのにとても仲がいいのです。
おじ様も浴衣で、普段とはちょっと違って。
「素敵です」
「ん?何か言ったか?」
「いえ、なんでもないです」
つい、声に出して言ってしまったみたいです。
「ほら、周姫」
「え?」
おじ様が私に手を差し出します。
「手を出せ。迷子になると困るからな」
お父様とは違う、大きな手が私の手をしっかりと握ります。
私の歩調に合わせながら、ゆっくりと歩いてくれたりして・・・。
歩くと浴衣の合わせ目から、時々胸元が見えたりして・・・ちょっとドキドキしてしまいます。

「よし、まずは綿菓子だ!周姫、ちょっと買ってくるからな。絶対に、ここを動くなよ」
おじ様は『らいぱわたがし』と書いてあるお店に向かっていきました。
なぜか、おじ様がどこにいるのかわかります。
だって、人が投げ出されていきますもの。
しばらくそれを見ていると、盆踊りの会場から、わ~っと言う声が聞こえてきました。
どうやら櫓で名物の太鼓叩き争奪戦が始まったようです。
ホウ徳さんと張飛さんのどちらが太鼓を叩くか競って、負けたほうが太鼓に合わせて歌います。
去年は張飛さん、一昨年はホウ徳さんが歌いました。
さて、今年は誰になるんでしょうね。

暑くて、団扇ではたはたと扇いでいると、やさしそうな眼鏡をかけたひげのおじ様が話しかけてきました。
「どうしたの?一人なの?迷子なの?」
「今、おじ様が綿菓子を買ってくれてます」
「そうか~、ここらへんは悪い人いっぱいいるし、お兄さん心配だなあ」
「大丈夫ですよ。おじ様」
ぴきっ。
一瞬おじ様の顔が引きつりましたが、また笑顔に戻りました。
「何をしているの?」
そのとき、女の人がおじ様に声をかけました。
「いや、迷子かな~、なんて思ってさ」
「ふ~ん、じゃ案内所にでも連れて行けば?」
女の人は、すたすたと歩いていってしまいました。
「ちょ、厳ちゃん、待って。じゃ、じゃあね~」
慌てておじ様は、女の人の後を追いかけていきました。
大丈夫なんでしょうか?

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「こんなところで何やってんの~♪」
「何太后さん」
祭りの雰囲気に酔ったのか、それともお酒で酔っているのか、何太后さんはとても陽気に見えます。
「今、おじ様が綿菓子を買ってくれてます」
「また、孫策と来てるの?」
「ええ、お父様たちは喧嘩してるので」
「あんたんとこは、この時期になると喧嘩してるのね」
あきれたように、何太后さんは首をすくめます。
「お母様が浴衣を着る、着ないでまたもめてて・・・」
「去年もそんなこと言ってたわね~、そんなことより・・・」
じっと私を見る何太后さん。
「何しっかり浴衣着てんの?浴衣ってのは、こう着るのよ」
「きゃ~!」
浴衣の合わせ目を左右に引っ張られて、胸元が大きく開いてしまいました。
「む、胸が見えちゃいます」
「見せなきゃダメよ。男はね、そういうのが好きなんだから♪」
さらに何太后さんは私のお尻を触っています。
ち、痴漢です!
「あ~、やっぱりはいてるの。だめよ、つけちゃ」
何太后さんの手が浴衣の裾に伸びます。
抵抗しますが、え~ん、このままじゃ脱がされてしまいます。
「周姫、買って来たぞ!」
「おじ様・・・」
私達の姿を見て、おじ様の表情は変わっています。
「何やってるんだ」
じっと何太后さんを見るおじ様。
「何もしてないわよ~、ただちょっと脱がそうとしただけ」
「・・・それが何かしてるっていうんだよ」
「いいじゃない、浴衣に下着は似合わないのに・・・」
ぶつぶつ言いながら、何太后さんは行ってしまいました。
「おじ様・・・」
「ああ、そんな顔するな。直してやるから」
おじ様は、『らいぱわたがし』を私に持たせて、直そうとしてくれますが・・・きちんとはできないようです。
「大喬がいればな・・・」
ちくんっ。
ちょっと胸が痛くなるのは何故でしょう。
「おじ様、大丈夫です。さっきよりはましになりましたし」
笑顔を作ってみせると、おじ様は頭をなでてくれました。
「ごめんな」
「おじ様が謝ることはないですよ」
「・・・そうだな。じゃ、花火を見に行くか」
「はい」

今日の花火は『ダブルS花火』という仕掛け花火があるということで、いい席はしっかりと取られていました。
おじ様は、少し遠くなるけど・・・と言って、少し高くなっている丘に連れて行ってくれました。
その間に、もう花火は打ちあがっています。
そこにたどり着くと、全体的に花火が見えました。
「うわ~、おじ様。すごくきれいですね」
「よし周姫、もうちょっと高くしてやる」
「えっ?」
そう言っておじ様は私を抱え上げました。
「お、おじ様」
「少し高くなったろ?」
いたずらっ子のような顔をして、ウインクするおじ様。
見上げると少し近くなった花火が、一段ときれいに見えます。
「おじ様、ありがとう」
おじ様のほっぺに、ちゅ~をしてあげました。
おじ様はびっくりして私を落としそうになって、慌てて抱えなおしてくれました。
くす、本当に素敵です。
花火も・・・おじ様も・・・。
本当にありがとう、おじ様♪


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