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駄文~大戦?~:マッスル 外伝 第三話

駄文~大戦?~

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★ マッスル 外伝


マッスル 外伝 第三話


かちゃ。
そ~っと倉庫のドアを開けた。
「誰もいないんだな」
倉庫に入って、孫策は少しがっかりした声をだした。
誰もいなくてよかったと、ほっとした周瑜だ。
倉庫の中は電気をつけなくても、ぼんやりと明るかった。
夕方の時間帯を考えれば、明るいほうだと言える。
元は体育館倉庫だったようだが、その名残はマットと跳び箱があるだけで、ただの倉庫のようだ。
二つとも使えないので、しまってあるのだろう。
孫策は、いろいろと見てまわった。
「これ、内側から鍵がかかるようになってるんだな」
かちゃかちゃと回して、鍵の具合を調べる。
部屋の中は動かなくても見渡せる。
左側にダンボールが置いてある。
かすかに開いているので、ちょっと見てみると箱のティッシュや洗剤やらがきちんと整理されて入っていた。
「俺、倉庫ってもっと変なにおいがすると思ってた」
この部屋には、甘い香りが漂っている。
見ると片隅に市販の芳香剤が置いてあった。
芳香剤に近づいたときだった。
かちゃり。
背後から鍵のかかる音がした。
思わず振り向く。
「公瑾?」
後ろ手に鍵を閉めた周瑜が微笑んでいる。
「公・・・瑾」
「伯符。始めましょうか」
「何を?」
我ながら変な質問だ、と孫策は思った。
周瑜が鍵をかけた。
外から誰も出入りさせないように。
「伯符だって、本当はわかっているんでしょう?」
ああ、わかってる。
頭が考えるのを拒否しているだけだ。
ただ当の周瑜は、男とは思えないほど、とても綺麗で。
女だったらこのまま・・・と思わないでもない。
そんなことを考えていたら、周瑜が近づいてきて、孫策の首に腕を回した。
周瑜の方が、少し身長が低いので孫策を軽く見上げるような形になる。
そして、そのまま顔が近づいてきた。
はっと我に返って、孫策は周瑜の腕を振りほどこうともがいた。
「い、嫌だ。俺は初チューは女がいい」
周瑜の動きが止まり、ちょっとあきれたように言った。
「何を今更。5歳の時に私の初キスを奪ったのはあなたですよ。それにあなたは誰彼構わずしてたじゃないですか」
「そ、そんな子供の頃は無効だ。俺は・・・俺は小喬と初チューがしたいんだ!」
周瑜の動きが止まる。
「忘れさせてあげる」
「公瑾?」
周瑜の眼が真剣味を帯びている。
「公瑾、やめろ」
孫策の抵抗など物ともせず、徐々に孫策の顔に近づいていく。
あと数十センチというところで、孫策の抵抗がなくなった。
観念したのかと周瑜が思った時だった。
孫策がポツリと呟いた。
「公瑾、お前・・・小喬が好きなのか?」


つづく
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