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駄文~大戦?~:ダブルS NO.4 第二話

駄文~大戦?~

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ダブルS


ダブルS NO.4 第二話


撮影終了後。
後片付けをしながら、僕はこの後に訪れるであろう出来事に興奮していた。
たしか、玄関ホールに集合だったな。
集合時間まで30分、充分な時間だ。
早々に片付けて階段を急いで下りる。
途中で人にぶつかりそうになるけど、謝りつつ先を急ぐ。
玄関ホールにはダブルSがすでに待っていた。
あ、あれ?
嘉秦さんとくぅさんもいる。
「遅いよ。むつーくん」
「ちょ、嘉秦さん。なんで」
僕の問いに嘉秦さんはにっこり笑顔でこう答えてくれた。
「荀平さんに呼ばれたんだよ」
そう言って荀平さんの腕に手を回す。
「不満なの?」
いや、そうじゃなくて・・・。
「不安なんです」
ぼそっと呟く。
嘉秦さん、くぅさんとは飲み仲間で結構飲みに行っている。
その醜態の数々をもし姫に知られたりしたら・・・。
そんなことを思っていると、くぅさんが近寄ってきて僕に耳打ちした。
「大丈夫。むつーくんが思ってるような事はさせないから」
「くぅさん・・・」
僕の心が安心感で満たされる。
くぅさんは僕が姫のこと好きだって知ってるし(嘉秦さんには内緒にしてるが)、いつだって頼れるお姉さんだ。
くぅさんがこう言ってるし、大丈夫だろう。
「さ、皆揃ったし・・・行こうか」
「はい!」
僕は一番大きな声で、真っ先にテレビ局の玄関を飛び出した。

数時間後、僕の希望は打ち砕かれた。
最後の砦であるはずのくぅさん。
今は荀平さんたちのテーブルにいる。
それを待っていたかのように嘉秦さんは姫と甄さんに僕のことをいろいろ話している。
僕のここでは言えないあんなことやこんなこと・・・。
ああ、嘉秦さん、それ言ったら、僕が変態だと思われる・・・。
僕の心は泣いていた・・・。
ちらっと見ると甄さんはちょっと呆れ顔、姫は僕を見てかすかに引きつった笑顔をくれた。
あ、はははは・・・。

皆そこそこ、出来上がっていた。
ただTOM9さんと龍之介さんはそんなに飲んでいない。
マネージャーだからか、頻繁に携帯が鳴っていて、飲んでいる暇がないのだろう。
それでも三次会の場所に行こうとする時には、皆の足取りがおかしかった。
ゆっくりゆっくり歩いている。
でも、女性陣はそんなに飲んでないみたいだ。
しっかりとした足取りで歩いている。
嘉秦さん以外は・・・。
僕もちょっとふらついたりして・・・。
姫が腕を掴んでくれて『大丈夫?』なんて言ってくれる。
僕は笑いながら『大丈夫ですよ~』なんて答える。
ちょっと飲みすぎたかな?って思っていたけど、こんな風に姫に心配してもらえるとは・・・。
ついへらへらしてしまう。
前方を歩いていたTOM9さんが振り向いて、呆れた視線を僕に向ける。
それに気づいた前方の男性陣が僕を見る。
何故か女性陣の視線が痛いくらい僕に刺さっている。
どうしたんですか?皆さん。
「むつーさん。その顔オヤジくさい」
「確かにオヤジくさい」
「なっ、これでもれっきとした20代です!」
「20代でもおやじくさくては・・・」
「お・や・じ!お・や・じ!」
なぜか皆でおやじコール・・・。
ええ、いいですよ。いいですよ。
僕はおやじです・・・。
こうして僕をいじりながら、皆で三次会のカラオケに向かったのだった。


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